『妖怪学校の先生はじめました』に登場する神酒荊棘(みき いばら)さん。
コミックス8巻の表紙に登場しています。(右)
主人公の同僚教師、神酒凜太郎の5番目の姉である荊棘さんは、約150歳という年齢ながら、若々しく魅力的な女性です。茨木童子の血を引く妖怪でありながら、とても人間味のある性格。
元・百鬼学園の教師という経歴を持つ彼女は、教育者としての一面も持ち合わせています。その経験は、現在の彼女の人格形成にも大きな影響を与えているようです。
荊棘さんの魅力は、何といっても深い家族愛にあります。夫である秦中飯綱先生との関係は、とても温かなものです。手編みのマフラーを作るような優しい心遣いも、彼女らしい素敵な一面ですね。
飯綱先生との出会いは百鬼学園での同僚時代。化学教師で生活指導も担当する真面目な(表向きは)飯綱先生と、情熱的な荊棘さんの組み合わせは、周囲から見ても絵になるカップルだったようです。
現在、3人の子どもたちの母親であり、さらに4人目を身籠っているという設定からも、充実した家庭生活が垣間見えます。妖怪であっても、家族との幸せな時間を大切にする姿勢には心打たれるものがあります。
百鬼学園での教師時代に出会った秦中飯綱先生との関係は、とても印象的です。化学教師で生活指導も担当する真面目な夫と、情熱的な彼女との出会いは、まさに運命的だったのでしょう。
最近では、夫の飯綱先生が生徒をラブホテルに連れ込もうとしているというスクープ記事が学内新聞に掲載されるという騒動がありました。もちろんこれはデマでしたが、荊棘さんの反応が見物でした。普段は温厚な彼女ですが、この時ばかりは妖力全開で制裁を加えようとしたそうです。まさに鬼と化した感じ。
茨木童子の血を引く彼女は、感情が高ぶると妖力が増大するという性質があります。
茨木童子は、平安時代に摂津国(現在の大阪府茨木市)で生まれたとされる伝説の鬼。
16ヶ月の難産の末に生まれ、すでに歯が生え揃っていて、すぐに歩けたといいます。人間とは思えない異常な風貌で、床屋に育てられましたが、客の血を舐めた後に鬼と化し、丹波の大江山で酒呑童子の配下となりました。後に源頼光と四天王に討伐されましたが、渡辺綱との一条戻橋での戦いで腕を切られながらも唯一生き延びたとされています。
神酒荊棘さんという存在は、『妖はじ』という作品の中でとても魅力的な脇役として描かれています。
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