「夏目友人帳 陸」は、2017年に放送されたシリーズ第6期として制作された作品です。原作は緑川ゆきによる人気漫画で、累計発行部数は1700万部を突破する大人気作品となっています。
総監督の大森貴弘、監督の出合小都美という実力派スタッフが手掛け、アニメーション制作は朱夏が担当しています。特に美術と色彩設定には力が入れられており、妖怪たちの世界観を見事に表現しています。
本編は全11話で構成され、それぞれのエピソードで異なる妖怪との出会いと別れが描かれています。特に第9話「ながれゆくは」では、勉強合宿でのニャンコ先生の活躍が印象的なエピソードとなっています。
Blu-ray&DVD第4巻・第5巻には、TV未放送の特別編「鈴鳴るの切り株」が収録されています。この特別編では、通常の放送では見られない新たなストーリーが展開され、作品の世界観をより深く理解することができます。
ニャンコ先生といえば、その愛らしい見た目とは裏腹な毒舌キャラが魅力的ですよね。第6期では特に、夏目を守護する存在としての一面が色濃く描かれています。
例えば第3話では、夏目が妖怪に襲われそうになった時、ニャンコ先生が本来の姿である「斑」に変身して颯爽と現れるシーンがあります。「このバカ面。」という毒舌を吐きながらも、夏目のことを真剣に心配する様子に、多くのファンが胸を打たれたのではないでしょうか。
特に印象的なのは、第9話での出来事です。勉強合宿中の夏目を見守るため、ニャンコ先生がウリ坊に化けて潜入するシーンは、コミカルでありながらも温かみのある展開となっています。
声優陣の熱演も見どころの一つです。夏目貴志役の神谷浩史さんは、インタビューで「第6期では夏目の心の成長を特に意識して演じました」と語っています。
作画面では、妖怪たちの表情や動きの一つ一つに細やかな配慮がなされています。例えば、第7話で登場する一つ目の妖怪は、不気味さの中にも哀愁を感じさせる繊細な表情で描かれており、作画監督陣の丁寧な仕事が光ります。
また、背景美術にも注目です。夕暮れ時の空の色や、森の木々の揺らめきなど、日本の四季折々の美しさが丁寧に描き込まれています。これらの細部への配慮が、作品全体の雰囲気を一層豊かなものにしているんです。
2023年7月に発表された「夏目友人帹 漆」の制作決定は、多くのファンに喜びをもたらしました。約6年ぶりとなる新シリーズでは、「陸」で描かれた人と妖の関係性がどのように発展していくのか、大きな期待が寄せられています。
特に注目したいのは、「陸」の最終話で描かれた、夏目と妖怪たちとの新たな関係性です。友人帳を通じて出会った妖怪たちとの絆が、「漆」でどのように深まっていくのか、楽しみですよね。
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夏目友人帳原作コミックは、1冊528円なので、4冊(2,112円分)が無料になります。
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